潜在的なニーズの発見

観光マーケティングにおいて、新しい客層を獲得するための戦略を立てる際に、モバイルソーシャライズシステム(MSS)を活用してその意思決定を支援すると仮定したケーススタディをご紹介します。

導入の背景

A市では、毎年観光客向けにイベントの開催や景観の整備などを行い、定期的に広告掲載などの宣伝活動を行って観光客を集客していました。毎年さまざまな企画を打ち出していましたが、観光客は年々減少し、憤りを感じていました。これを受け、これまでとは異なる新たな客層の獲得に乗り出すため、観光客の潜在的なニーズをつかむ目的で、モバイルソーシャライズシステムを導入しました。

活用の流れ

まずは、A市を訪れる観光客がどこから来るのか、どこに立ち寄るのか、どんな客層なのか、何に対してどこで消費活動を行っているのかなどのデータを集め、それぞれの関係性グラフを作成しました。元となるデータには、移動ログ・SNS等のオンライン情報・口コミ情報・みやげもの屋の購買ログなどを利用しました。作成された関係性グラフから、A市の観光名所・客層・特産物などを基点とした関係性を抽出し、未来価値の高い要素を予測しました。

ケーススタディ-潜在的なニーズの発見の図

効果

結果、これまであまり注目してこなかった、釣りを目的とした観光客に対する店舗、設備が求められることがわかりました。また、トレンド情報との適合の結果、歴史を全面に打ち出した戦略が当たる可能性が高いということが予測されました。 この結果を踏まえ、釣り雑誌への広告掲載、歴史探索に注力したコンセプトを打ち出した宣伝活動を行ったところ、これまでの客層に加えて、新たな別の客層を獲得し、観光客の増加が実現しました。

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